
内緒のまま借金を全額返済するには遅すぎました。
誰にも知られずに隠したまま完済できると具体的な計画の作成や行動を起こしていないのに、そう思っていました。
人に相談する事も出来ずに、普通を装って生活していたので、使えるお金(収入)より使ったお金(支出)が上回ってしまうようになってしまったのです。
身動きの出来ないような最悪の状態になって初めて司法書士の先生に相談して内緒にしていた借金を妻に打ち明けた者の借入れ返済ブログです。
借金のない日々を迎えるのが人生目標
何年もの間、返済ある生活をしていると感覚も麻痺してしまって何が普通なのかもお金の価値観などにもズレが生じてしまった気がします。
内緒だった借金を打ち明けて精神の状態は、異常な状態から救われましたが、冷静に振り返ると自身の行動に後悔するばかりです。
今はすべての借りたお金を返していく事だけに集中しています。完済まで長い期間が必要ですが普通の生活へと戻ることを目標にして頑張るしかないと考えています。

多重債務を告白: 2010年6月アーカイブ
夫や妻などの配偶者に借金がある事を内緒にしている人も少なくないようです。場合によっては、借金問題が原因となり、離婚するという事も珍しくはないということのようです。自身も妻に内緒にしていた借金を打ち明ける際に離婚することもある程度想定をしておりました。
妻や夫に内緒にしている理由としては、借金して借りたお金の使い道が、一つだと考えます
自分自身のケースでいうと「何に使ったのか?」という問いに対して相手が納得できるような「回答」はありませんでした。実際に何に使ったのか考えても大きなものはなく、最初にお小遣いの足らない分だけを借りたつもりが、いつのまにか返済するお金が足らなくなって返済のための借入れを繰り返して膨らんでいってしまったのが本当です。
金額が大きくなるにつれて、ますます相談する勇気はなくなり、ずるずると悪いスパイラルに陥ってしまったのです
いま、振り返ってみると「早い段階で相談する事ができていれば」と後悔ばかりです。すべての借金を完済するまで何年間もかかります。自分がやってしまった愚かな行為ではありますが、早い段階でしかるべき行動を起こしていれば、最悪の状態は回避できたと思います。妻にバレる事を恐れて内緒にし続けた事が最悪の状況へとなってしまった事の一つの要因です。
妻に内緒にしていた借金を打ち明けてから約1年半が経ちます。現在は早くすべて完済して普通の生活を送りたいという気持ちで一杯です。二度とお金を借りる事もないですし、借りたいという気持ちも一切ありません。
納得はしていないでしょうが、妻の理解があっての返済計画です。
不況が続き、将来が不安ではありますが、地道に返済していくしか今はないと考えています。