いまの上限金利
お金を借りるときの金利には法律で上限が決められています。2010年6月18日の改正貸金業法の完全施行で、出資法の上限金利が29.2%から20%に引き下げられ、いわゆる「グレーゾーン金利」はなくなりました。
| 元本(借りた額) | 利息制限法の上限金利(年) |
|---|---|
| 10万円未満 | 20% |
| 10万円以上100万円未満 | 18% |
| 100万円以上 | 15% |
上限を超える部分の利息は無効です。出資法の上限(20%)を超える金利で貸し付けることは刑事罰の対象になります。
利息の計算式
消費者金融やカードローンの利息は、一般的に日割りで計算されます。
利息 = 借入残高 × 年利 ÷ 365日 × 借入日数
例えば、10万円を年18%で30日間借りた場合の利息は次のとおりです。
100,000円 × 0.18 ÷ 365日 × 30日 = 約1,479円
元金を早く返すほど利息は減る
150万円を年15%で借りた場合を例に、毎月の返済額による違いを計算してみます(元利均等返済・月利=年利÷12で概算)。
| 毎月の返済額 | 完済までの期間 | 支払う利息の合計 |
|---|---|---|
| 25,000円 | 約9年4か月 | 約129万円 |
| 35,000円 | 約5年2か月 | 約66万円 |
毎月1万円多く返すだけで、期間はおよそ4年短くなり、利息は60万円以上少なくなる計算です。借りた150万円とほぼ同じ額を利息として払うかどうか、という差になります。
要注意:毎月の返済額が「1か月分の利息」以下だと、元金はまったく減りません。例えば200万円を年15%で借りている場合、1か月の利息はおよそ25,000円です。毎月25,000円の返済では、いつまでも完済できません。
ご自身の数字は返済シミュレーターで確認できます。