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おまとめローン(借り入れ一本化)の基本と注意点

最終更新:2026年9月30日

おまとめローンは、消費者金融やカードローンなど複数の借り入れを1つのローンで借り換えて、返済先を一本化する方法です。返済日や返済先が1つになり管理しやすくなるほか、条件によっては金利や毎月の返済額が下がることもあります。

ただし、一本化は借金を減らす魔法ではありません。「完済までの計画を立て直すための手段」と考えることが大切です。

おまとめローンのメリット

  • 返済日・返済先が1つになる:返済忘れや、どこにいくら返したか分からなくなる状態を防げます。
  • 金利が下がる可能性がある:利息制限法の上限金利は借入額によって決まり、100万円以上は年15%が上限です(10万円未満は20%、10万円以上100万円未満は18%)。少額の借り入れを複数まとめると、上限金利の低い区分になることがあります。
  • 元金の減り方が見えやすくなる:1本の返済表で残高の推移を確認できます。

見落としやすいデメリット

  • 月々の返済額を下げると、利息の合計が増えることがある:返済期間が延びるためです。返済シミュレーターで「今のまま」と「一本化後」を必ず比べてください。
  • 完済した借入先で、また借りてしまう:一本化で失敗する典型的なパターンです。完済したカードは解約を検討しましょう。
  • 審査がある:返済能力が確認されます。「審査なし」「誰でも借りられる」とうたう業者は違法な業者(ヤミ金融)の可能性があります。

総量規制とおまとめローン

貸金業法の総量規制により、貸金業者(消費者金融など)からの借入残高の合計が年収の3分の1を超える場合、新たな借り入れは原則できません(2010年6月18日から完全施行)。

ただし、貸金業者のおまとめローンのうち、借り換え後の金利が借り換え前より低い、毎月の返済額が増えないなど、利用者に一方的に有利となる借り換えは「例外貸付け」として扱われ、年収の3分の1を超えていても利用できる場合があります。

また、総量規制は貸金業者からの借り入れが対象で、銀行のローンは総量規制の対象外です。ただし銀行も独自に返済能力を審査しており、借りやすいという意味ではありません。

年収を証明する書類が必要になる場合:1社から50万円を超えて借りるとき、または他社分と合わせて100万円を超えるときは、源泉徴収票などの提出を求められます。

申し込む前のチェックリスト

  1. 今の借り入れをすべて書き出す(借入先・残高・金利・毎月の返済額・返済日)。
  2. シミュレーターで、今のままの利息合計と、一本化後の利息合計を比べる。
  3. 一本化後の毎月の返済額が、家計から無理なく出せる額か確認する。
  4. 契約先が金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」に登録された業者か、または銀行かを確認する。
  5. 一本化しても返済が難しい場合は、債務整理も含めて無料の相談窓口に相談する。

一本化した後にやること

一本化の資金が入ったら、すぐに元の借入先へ全額返済しましょう。後回しにすると余計な利息がかかり、手元のお金を使ってしまう危険もあります。そのうえで家計簿をつけ、毎月少しでも多く元金を返すことが、完済への近道です。

※ 本ページは一般的な情報をまとめたもので、個別の契約や法的な判断については、弁護士・司法書士や公的な相談窓口にご確認ください。

一本化すると利息はいくら変わる?
今の借り入れを入力するだけで、完済までの期間と利息を比較できます。

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